2023/09/21
コロナ以降急激に注目をあびているテレワーク。
どれくらい注目をあびているかはGoogleトレンドでテレワークで検索してみるとよくわかります。
コロナの患者が目立ち始めた2月末に一度目のピーク、そして外出自粛要請が出た3月末から少しおくれた4月1週に最大のピークを迎えています。
コロナ以降、それまでとくらべてテレワークという言葉が圧倒的に注目を浴びていることは容易に把握できます。
「テレワーク+全社」でGoogleを調べてみると非常に興味深い検索結果が出てきます。今イケている会社、トレンドな会社、行動力のある会社、あらゆる記事がそんなトーンで記載されています。
ほんの少し前まで、これからはデジタルだ、だが何から着手していいかわからない、既存の業務があるから・・・笛ふけど踊らずではないが全くもって自ら動こうという気概に欠けているのが日本企業の特徴だったのですが、「いざ」となれば一致団結して一気呵成にテレワークが進行したのを見るとまだまだ日本も捨てたものではないと感じますね。
言われてみれば、それまで毎日当然のことだと思っていた毎朝の通勤、満員電車。
これ自体が長い歴史の中ではむしろ異常と考えるのが自然なのかもしれません。
丁髷を結い、参勤交代の行列がくれば頭を下げる時代を「へーそんな頃もあったんだなー」となんて思っている現代人ですが、今から数百年もすれば「満員電車」の写真が教科書になり、「へーこんな時代もあったんだなー」なんて小学生に呆れ半分哀れみ半分で見られるような時代が来るのかもしれません。
ここでネガティブな意見にも着目しましょう。
まず、勤務時間が長くなったという意見が非常に目立ちます。
また、休日や時間外労働を申告しずらい空気があるという意見も散見されます。結果として給料が引き下げられたという強い不満を述べる人も。
テレワークだろうが時間外労働は時間外労働、きっちりと申告するのが本来正しい姿。これはむしろマネジメント層が正しく申告されるよう部下たちに通知、確認する必要があると考えます。
とはいえ、全体的には勤務形態としてはポジティブな意見が多いようです。
一方で無視できない意見が健康に関する懸念。歩く機会が減った、運動不足でストレス、太った等の意見がテレワークポジティブ派からもデメリットとしてあげられます。
密は避けた上で適宜散歩や室内でできる運動は習慣として心掛ける必要があります。子供のいる家庭なら家庭用ゲーム機で運動ができるソフトを購入するのも一つの手かもしれません。
コロナは確実に時代を変化させました。テレワークもまたその1つのトレンド。
最後に筆者の見解をまとめます。
クーラーを一度設置すると二度と戻れないのと同様、テレワークになれると毎日の通勤に戻りたくありません。従って会社にはテレワーク前面肯定で回答することにしています。