2023/12/07
メルカリせどりでは、いろいろなツールを使うことができます。
せどりにおけるツールといえば「出品ツール」ですが、「アラートツール」も忘れてはいけません。
アラートツールとは、指定した価格や条件などに合致した物があると、通知してくれるというツールです。
後述するメルカリショックで出品ツールは大半が使えなくなってしまいましたが、アラートツールにはほとんど影響はありません。
有名なアラートツールとしては、「フリマウォッチ」「フリマアラート」が挙げられます。
では例として、フリマウォッチの使い方を見ていきましょう。
まず、フリマウォッチは無料で使えるツールです。
また、メルカリ以外にも、「ラクマ」「フリル」「オタマート」などにも対応しています。
「フリマウォッチ」で検索をかけると、ダウンロードできるページが出てくるので、そこからダウンロードします。
インストールして起動すると、まずアラート登録画面が現れるので、アラート通知するキーワードを設定しましょう。
商品名の他、除外ワードも設定できるので、例えばジャンク品を避けたい場合は「ジャンク品」と入力してください。
次に、どのフリマアプリのアラートを受けるかを設定します。
数が多いほど通知も多くなるので、仕入れの幅が広がります。
次は、価格設定です。
特に、タブレットなどを仕入れる場合は、本体のカバーなど狙っていない商品が出てこないよう、高めに設定しておく必要があります。
そして、アラートのプレビューを入力すれば、登録は完了です。
メルカリで、毎回検索ワードを登録して仕入れるというのはかなりの手間ですが、これに一度登録しておけば、後は自動で通知してくれるので、仕入れが格段に楽になります。
しかし、上述したように現在のメルカリでは、大半の出品ツールを使うことができません。
それは、「メルカリショック」によるものです。
メルカリは、2016年12月に「大量出品」「複数のアカウントを用いた多重出品」「無在庫販売」に規制をかけました。
メルカリのアルゴリズムでは、新品や「いいね!」が多いユーザーはページの最初に表示されやすくなっているのですが、個人の出品者が多い時はさほど問題ではありませんでした。
しかし、メルカリで荒稼ぎしようという業者が増えてきました。
業者らは出品ツールを用いて大量出品し、ページの最初に表示させようとするので、個人の出品者の商品が埋もれるようになってしまいました。
そのため、現在は大半の出品ツールが使えませんし、1日に20個ほど出品するとアカウント停止になるおそれもあります。